「吾輩は猫である」

  挿画でつづる漱石の猫 I AM A CAT illustrated
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《第八》 君子の事3


映画(1936) より

 今度は北側から邸内を横断して表門から抜ける。表門をガラリと開けるからお客かと思うと桐畑の方で笑う声がする。形勢はますます不穏である。教育の功果はいよいよ顕著になってくる。気の毒な主人は、こいつは手に合わんと、それから書斎へ立てこもって、うやうやしく一書を落雲館校長に奉って、「少々お取り締まりを」と哀願した。校長も丁重なる返書を主人に送って、「垣をするから待ってくれ」と言った。


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