「吾輩は猫である」

  挿画でつづる漱石の猫 I AM A CAT illustrated
<< February 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

映画『吾輩は猫である』 (1975)



「猫」二度目の映画化。今回は猫キャラ (一部ダミーも使用) も活躍、ラストだけではあるが猫のモノローグもある。登場人物も迷亭のおじさん以外はほぼ網羅されていた。原作にない人物として文明中学の校長が登場、岡田英次が演じている (下の配役表では割愛しました)。
ただ日本映画界冬の時代に製作されたゆえか、寒色系の画面と相まって自分の初見の印象は良くなかった (J・KOYAMAの感想です)。
特に、主人の“敵”に当たる女性たちの描写がなんだか薄気味悪いです。・・・まぁ雪江さんの入浴サービスカットはあるんだけどね。
市川崑は以前『こころ』(1955 日活)を監督、漱石作品の映像化経験がある。この映画の翌年、金田一耕助シリーズで大ヒットを飛ばすことになるのはご存じの通り。また猫に縁があるのか『子猫物語』(1986) の協力監督をしている。

製作 = 芸苑社 配給 = 東宝
1975.5.31 (昭和50年)
9巻 3,165m 116分 イーストマンカラー ビスタサイズ
-----------------------------------------------------------
製作 ................佐藤一郎 市川喜一 森岡道夫
監督 ................市川崑
助監督 ..............加藤哲郎
脚本 ................八住利雄
潤色 ................市川崑
原作 ................夏目漱石
撮影 ................岡崎宏三
オーケストラ ........ヨハン・セバスチャン・バッハ
「小品集」その他より(R・A・モーグ・シンセサイザー方式)
編曲・演奏 ..........宮本光雄
          (製作=オールスタッフニューサウンド)
美術 ................西岡善信
録音 ................大橋鉄矢
照明 ................榊原庸介
編集 ................長田千鶴子
製作担当 ......藤田光男

配役

仲代達矢 (珍野苦沙弥)  ティム = オス4歳 声/小倉一郎 (吾輩)


波乃久里子 (細君)          島田陽子 (雪江)


(珍野家の子女)                上原ゆかり (おさん = 清)
上原はマーブルチョコレートのCMで一世を風靡した名子役。テレビ実写版サザエさんでワカメちゃんも演じた。


伊丹十三 (迷亭)            篠田三郎 (越智東風)
伊丹は役者のほかエッセイの腕も一流。映画監督としても名を成したが惜しくも自殺した。


岡本信人 (水島寒月)          前田武彦 (八木独仙)
岡本演じる寒月は最初映画を観たとき“?”だったが、今はこれもアリだと思っています。


岡田茉莉子 (金田鼻子)   三波伸介 (金田氏)
篠ヒロコ = 篠ひろ子 (金田富子)
美人女優岡田が付け鼻で鼻子を演じてくれていたら・・・残念。


左とん平 (多々良三平)         神山繁 (鈴木藤十郎)


緑魔子 (二弦琴の師匠)      ミーコ = メス1歳 (三毛子)


樋浦勉 春川ますみ (車屋の主人とかみさん)  = オス12歳 (黒)


西本裕行 (甘木医師)        蟹江敬三 (巡査)
西本はTVアニメ『ムーミン』の初代スナフキンの声が有名だが、1968年のTVドラマ『坊っちゃん』でうらなりを演じた事があるという。


辻萬長 (泥棒)              海野かつお (吉田虎蔵刑事)


遠藤征慈 (落雲館中学の教官)


麿のぼる (古井武右衛門)    七尾伶子 (二弦琴の師匠の下女)


(寒月の女房)
  
参考 日本映画データベース http://www.jmdb.ne.jp/1975/cy001510.htm
『猫』について about I AM A CAT | permalink | comments(0) | - | - | - |
【前のページ】<< 映画『吾輩は猫である』 (1936) | 【TOP】 |アニメ『吾輩は猫である』 (1982) >>【次のページ】



この記事に対するコメント

コメントする










RECENT COMMENTS
MOBILE
qrcode
PROFILE